来てくれる時に見とかなきゃ。ルーヴル美術館展。

2015年06月22日

今回のテーマは「日常を描くー風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄」。
「15〜18世紀のヨーロッパの画家はこんな目的とメッセージを込めて、一般人の日常生活(風俗画)を描いたんですよ」って教えてくれる展示です。貧富の格差や恋愛事情などの日常を伝え、時に風刺を盛り込んだと聞いてから見れば、風俗画を当時のジャーナリズムとしても楽しめますね。王侯の肖像画や宗教画が今の公報誌や教育番組とするなら、風俗画は民間の情報誌、もっと最近で言えば個人が写真や動画をインターネット上へアップロードして発信するようなものでしょうか。
そう思うと、時代も国も異なる人々の息吹がぐっと近く感じられました。(shi)

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