早くも夏バテ気味。
2019年07月4日
梅雨入りしてから途端に蒸し暑くなり、早くも夏バテ気味です。
「土用の丑の日」はまだだいぶ先ですが、滋養のあるものを食べて、ゆっくり休みたいものです。
実は「土用」は、立春・立夏・立秋・立冬の前の各18日間、年4回あり、夏の土用の丑の日に鰻を食べるようになったのは、江戸時代のこと。
蘭学者・平賀源内が、鰻が売れなくて困っているという鰻屋に、「丑の日にうの付くものを食べると夏バテしない」という伝承をもとに「本日土用の丑の日」の看板を出させたところ、大繁盛したことに由来するそうです。
私見ですが、鰻が滋養によいかはさほど問題ではなく(「う」の付くものならなんでもよかったわけですから)、鰻屋の前を素通りしていた人たちに、「今、鰻を食べる理由」を提供したところがヒットのポイントだったのではないかと。
今でいうところの仕掛け上手な名コピーライターというところでしょうか。