新元号「令和」時代を言祝ぐ、「都をどり」がはじまりました。

2019年04月1日

3月31日、京都の春の風物詩「都をどり」の「しゅうらい(予行練習)公演」を観てきました。
公演を前に南座となり松葉さんの2階席で四条鴨川あたりを眺めながら「にしんそば」で腹ごしらえ。にしんも大きく出汁もしみていて、素朴ながら基本を大切にした老舗の味、さすがおいしかったです。

その後は花街風情を味わおうと花見小路と新橋界隈をしばし散策。花見小路は雑踏ストリートと化し、新橋ではちょうど満開の桜並木をバックに外国人観光客の皆さんが「イー・アル・サン!」とあちこちで派手なポーズを決めての撮影合戦。のどかな京都の春はもう過去の話のようです。

そして、新開場となった南座へ。玄関あたりの広さは相変わらず狭いですが、内装は一新されて明るくゴージャスな劇場に生まれ変わっていました。座席は昨今のシネコンと較べると狭かったですが、座った席の前にも、あちらこちらの席に舞妓さんやお師匠さんらしき和装の方々が大勢いて、をどり観劇気分が会場に漂っていました。

両サイドの地方さんによる生演奏がはじまり「都をどりはヨーイヤサー!」の声でいよいよ「都をどり」が開演。皇室ゆかりの京名所も取り上げた全8景の舞台、次々と展開する華やかな芸舞妓さんたちの舞のあでやかなこと…。一生に一度くらいは京舞の舞台を観るのもいいものだと感じました。京都の春を満喫した一日でした。(K)

都をどりの動画はこちらご覧ください。 http://miyako-odori.jp/

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