マンネリの壁を超えたマツダはやっぱりスゴイ。
2014年09月5日
9月4日、マツダの新型ロードスターが世界同時発表された。1989年以来、今日まで世界中で約80万台売れた2ドアオープンカーのベストセラー車だ。その間、世界の名だたるメーカーが同じような車を出したけれどいつのまにかそのほとんどが市場から消えていった。そんな中で、マツダ・ロードスターは、この25年間で4回のフルモデチェンジを成し遂げ、世界中に多くのロードスターファンをつくりだしてきた。
マンネリという壁を超えて新たな魅力を発揮しつづけるにはどうすればいいのか。よく「革新」が大切とはいうが、すべて一新してしまえばそれはもう別の車になってしまう。「継承すること」も大切。では具体的になにを革新し、なにを継承すればいいのか、その判断は難しい。それは自分たちが日々行っているデザインやコピー制作のフィールドでも同じだと思う。長い期間を通してお客様に満足感を与え続けるにはどうすればいいのか。
ちなみに、下の写真の右から初代・2代目、3代目、そして左端が今回発表された4代目。なんだか「怖い目つきになったな〜」と思うが、今という時代は「これなんだな」とも思える。アメリカ人デザイナーの作品らしいが、それを認めたマツダはやっぱりスゴイ。(K)