もうすぐ春ですね♪『ラ・ラ・ランド』観てきました。
2017年04月4日
映画『セッション』の監督作品ということで期待していた『ラ・ラ・ランド』。予告編を観たときから、これは獲るな!と思っていたら、やっぱりアカデミー賞やゴールデングローブ賞などなど獲りまくりましたね。
昨今のハリウッドで主流となっているコンピューター万能の映画作りに対するアンチテーゼを、一番手間のかかるミュージカル映画でやってのけたところにスゴさとカッコよさを感じさせる映画です。
主演男優もこの映画のためにピアノを猛特訓してプロばりのジャズピアノを披露してくれたり、冒頭の高速道路を貸し切ってのダンスシーンだけでも、恐ろしい手間がかかっているだろうに、このカラッとした明るさは「これが映画の醍醐味だ!、これが人間がつくるハリウッド映画だ! 」と叫んでいるようです。
ストーリーについては、ラストの終わり方にいろいろ感じるものがあると思いますが、走馬燈のシーンは、振り返ればいろいろあるほろ苦い人生の味わい。自分としてはハッピーエンドよりこのほうが好みです。(K)