ポール・スミスにヤラれた。
2016年06月10日
京都国立近代美術館で開催中のポール・スミス展「HELLO, MY NAME IS PAUL SMITH」を見に行ってきました。
ポール・スミスがいかにしてファッションデザイナーとして今日あるのかをさまざまなインスタレーションで表現した展覧会。
ポール・スミスが世界中を旅行(仕事)の行く先々で集めた各地の土産物やガラクタがもっともらしく額縁やケースにおさまっていたり、自身のデザインオフィスが再現してあったりと、ポール・スミスぞっこんのファン以外にとっては、なにも得るものがないつまらん展示でしたが、ただ、子どもの頃から現在まで集めたいろいろなものを捨てずにとっているところは一種の才能だと思いました。
こんなガラクタにちかいものの展示で人を集めて、仕事を遊びにかえて愉しむセンスはイギリス人ならではだなと感心しました。美術館で自身のブランドのプロモーションをしてしまうポール・スミスの商魂にも脱帽でした。
日頃、美術館で合わないようなファッション業界人らしい人達がいたのがちょっと新鮮でした。このポール・スミス展「HELLO, MY NAME IS PAUL SMITH」は、ポール・スミスが大好きという人は、ぜひ、どうぞ。。。
また、今年、岡崎公園にオープンしたロームシアター。その2階にあるカフェ&レストラン「京都モダンテラス」は、大空間のなかにモダンとクラシカルが共存した素敵なお店でした。こちらはおすすめです。(K)